急性期リハビリテーションとは
発症後、早期からリハビリテーションを行っていきます。 全身状態が十分に安定していない場合が多いため、リスク管理の徹底を図り、廃用症候群の予防と早期離床、機能回復、基本動作の訓練を主体としています。
寝たきりの怖さ
重傷者と高齢者は、動かない状態が続きやすいため、特に早期リハビリテーションが必要です。
安静が長く続けば、体力や筋力の低下を招き、起き上がることすらも大変になることがあります。そのような状態に陥ってしまうと、元の筋力を取り戻すには、多くの時間を要します。
つまり、「早期リハビリテーションが回復を左右する」といっても過言ではありません。
早期からの積極的なリハビリテーションの提供
発症後や手術直後などの病状の安定のため、医師・看護師を始め様々な職種と連携をとりながら、患者様の状態に応じて積極的な治療の提供を行っています。
当院の急性期リハビリテーションの取り組み
早期からのリハビリを可能にするために、当病院ではリスク管理に注意しながら、以下のような取り組みを行っています。
点滴や心電図モニターがついているなどリハビリ室に出てくることが難しい方でも、病室にて、医師の指導の下バイタルチェックを行ないながら、リハビリを行なっています。
また、褥創や拘縮予防のため、個人個人の状態に合わせたポジショニングの指導を行なっています。